THを簡単にしてくれるイギリス発音?Th-frontingって何?
こんにちは、Tomです。
日本語にない音を発音するのって大変ですよね・・・
代表的な物で言うと、"th","r","v","f"と他にもありますね。
"f"などもできていると思っていても微妙に違ったり。
今日はそんな悩みを解決してくれるかもしれない、「Th-fronting」を紹介します。
・Th-frontingって何?
Th-frontingとは簡単に説明すると"th"の音を"f"または"v"に置き換えて発音する方法のことを指します。
8 Tips for British English Pronunciation
例えば"think"が"fink"になったり"birthday"が"birfday"という音になります。
Th-fronting - Wikipedia, the free encyclopedia
これは一種のdialect(方言)でCockneyやEstuary Englishの方言・アクセントで話す人々に多くみられるそうです。
Cockney・Estuary EnglishはSouth West England(ロンドンの一部も含む)やテムズ川沿いの地域で広く使われているそうです。
・方言ってどうなの?
上に貼ったYoutubeのコメント欄を見ても、検索をかけても賛否両論といった感じです。
「なんで"f"の音に変えるんだ!」や「古くから使われている発音でそれを使うことをなにも恥じることはない」など。
しかし、イギリス発音として「RP」や「Posh」などと並んで広く知られている発音の仕方なので"伝わる"のは間違いなさそうです。
しかし、どうなのかなと思うのが"thought"を"fought"と発音してしまうと誤解を生む可能性があるということです。
このようなケースはいくつかあり、実際それを指摘しているネットの記事もあります。
・まとめ
Th-frontingいかがでしたか?
このような発音があるということを知っておくだけで、リスリングの時にも役立ちますよね。
特にローカルの人なんかと話すときには!
個人的には上で挙げた誤解を生む可能性があるので、"th"を正しく発音する練習はしておくべきなのかと思います。
ただそれ以外の場面では、助けてくれることもありそうなのでちょっと挑戦してみようかなとも思います。
せっかくイギリスで生活している・勉強しているんですから自信を持って訛りましょう。
イギリス訛り素敵じゃないですか?(笑)
イギリス内でも地方でかなりの違いがあるそうですが!
最近の目標にイギリスのアクセントをマスターすることが加わったTomでした。
それではまた!!